梅こんにゃく
日本列島の隅から隅のスーパーで恐らく手に入るであろうこんにゃく。
主役にはならないけども、無くなったらそれはそれは困るであろう素材です。
好きでも嫌いでもない人が圧倒的多数なんじゃないかな?
海の向こうからやってきたこんにゃく芋ですが、
ガラパゴス的進化を遂げて定着している日本のこんにゃく思うと
日本人の味覚に寄り添って控えめながらその貢献度の高さに驚きます。
この手のものを食べるとなぜだかゼロに戻れるような、
現代の乱れた食生活を改めてくれるような
なんとも言えない脳の奥に訴えてくるような食べ物だと思うのです。
そして必ず身の回りにいるこんにゃくダイエットに成功する奴!
(私はそんなこと続かないタイプなのですが・・・)
彼、彼女らにとっては『ような』食べ物ではなく
確実に改まることが出来る神がかり的食べ物として祭り上げられる!
こんにゃくさまさま。
もしもダイエットの神がいるのだとしたらその姿はこんにゃくなのではないかと思うこの頃です。
お酒のつまみにもお弁当にもあうこんにゃく料理です。
梅風味が後引く美味しさ。
ポイントはお酒とお砂糖で薄く下味をつけること!
こんにゃくのじんわりした味わいを引き立てます。
【材料】
こんにゃく 1枚(230~250g位)
梅干 1個
- 砂糖 小さじ1
- 酒 小さじ1
- 油 小さじ1/2
- かつお節 小袋パック1袋
【作り方】
①こんにゃくは水洗いして5㎜幅に切り、中央に切れ目を入れ手綱にする。
梅干は種を取り除いて、叩いて粗く刻む。
②鍋にこんにゃくを入れひたひたの水を入れ一度茹でこぼす。
再び、水をひたひたに注ぎ、砂糖、酒を加え煮汁がほぼなくなるまで煮る。
③油を加えて炒りつける。こんにゃく全体に油が馴染んだら火を止めて、
梅干、とかつお節を加えてよく混ぜて出来上がり。
2019.02.04